ALEX-Q ‣ 飯田橋ともじり皮ふ科

ALEX-Qとは

ALEX-Q（アレックス‐キュー）とは、Q-スイッチナノ秒のアレキサンドライトレーザー（755nm）となります。
当院では今までの経験上から、敢えてナノ秒のアレキサンドライトレーザーを選択し、設定や打ち方を工夫してダウンタイムを少なく、且つ効果的なシミ治療を目指して行きます。
色素疾患をメインとし、IPL治療と比べ、よりシミに特化し、Rubyに比べ、よりリスク（火傷や色素沈着など）を軽減し、日常生活への影響を最小限に、治療後の絆創膏も不要とした治療となります。
器械と肌に精通した医師が照射します。
Rubyレーザーでダウンタイムを取れない方や、絆創膏を貼りたくない方、IPLでシミが取り切れない方やシミがたくさんある方、肌のトーンアップにおススメです。

ALEX-Q（アレックス‐キュー）の治療 ※Dr.照射

■ALEX-Qフェイシャル

低出力のレーザーをお顔全体に重ねていき、お顔全体のトーンを明るくしていきます。
気になるシミにはポイントで中出力のレーザーを重ねて照射していきます。
照射後はケアシスSにてトラネキサム酸を導入していきます。
IPLより皮膚の深い所へ届き、よりシミ（メラニン）への選択性が高いため、細かなシミや多数のシミ、お顔全体の色調改善が期待できます。
日常生活に困る絆創膏等の被覆材を貼ることもなく、赤みやダウンタイムも少なく、治療後すぐメイクもできます。
治療回数は3回から5回が推奨されます。

■ALEX-Qフラクショナル

ALEX-Qフェイシャルよりも出力が高く、より皮膚深くまでエネルギーを届ける照射法になります。
Rubyレーザーよりダウンタイムやリスクを少なくシミやADM治療したい方や、IPLでは効かなかった色調治療に小じわなどのリジュビネーション効果もプラスしたい方におススメです。
高出力のレーザーを微細な点状のレーザーに分散することにより、治療に必要な皮膚への深達度と出力を保ちながら、より痛みやダウンタイム、色素沈着の発生率、火傷等のリスクを減少させた治療になります。
Rubyレーザーのように１回で照射し、テープ保護や長いダウンタイムを要することはなく、何回か照射を分けて徐々にシミを薄くしていく治療となります。
また、高出力治療における熱発生も利用し、シミだけではなく小じわなどのリジュビネーション効果も同時に期待できます。
照射後はケアシスSにてトラネキサム酸を導入していきます。
絆創膏等の被覆材を貼ることもなく、赤みやダウンタイムも少なく、治療後すぐメイクもできます。
治療回数は3回から5回が推奨されます。

ALEX-Qレーザー料金表はこちら

施術直後の赤み

アレキサンドライトレーザーの特徴

アレキサンドライトレーザー（755nm）は脱毛機器として広く使用されており、日本人の肌質にも適した波長で、色素性疾患の治療に用いられています。
アレキサンドライトレーザー（755nm）は、Rubyレーザー（694nm）に比べてメラニンへの吸収がマイルドであり、炎症や色素沈着などのリスクが軽減される一方で、皮膚への深達度はより深くなります。
また、Nd-YAGレーザー（1,064nm）と比較すると、メラニンへの吸収は強くなっています。
Nd-YAGは水分吸収と血管吸収もあるため、シミ以外への組織にエネルギーが分散されるため、シミ治療の効率は下がる可能性があります。
アレキサンドライトレーザーはメラニンに対してエネルギー伝達に無駄が無く、シミ（メラニン）への選択性が高い波長となっております。
このように、Rubyレーザーの「波長が短すぎる」デメリットと、Nd:YAGレーザーの「波長が長すぎる」デメリットの両方をバランスよく補える点が、アレキサンドライトレーザーの大きな特長といえます。
また、ナノ秒におけるレーザーパルス幅（レーザー照射時間）についても、Ruby（20ナノ秒）やNd:YAG（6〜10ナノ秒）と比較して、アレキサンドライトレーザーは50〜70ナノ秒と少し長めであるため、炎症や色素沈着、痛みのリスクも軽減されやすいとされています。